【あ】行
-
悪夢の6月
ジャッジメント7の第6作目のアプリ『シカバネゲヱト』を開発した時の顛末。
6月のたった1ヶ月で、仕様作成からリリースまで持ち込むという、ハードどころか地獄のスケジュールだったため、この呼び名が付けられた。この時の記憶は、メンバーの中で今後も語り継がれていくことだろう。もちろん、もうあんなのは御免だという意味合いで。 -
曙湯
浅草にある老舗の銭湯。
宮造りの建物が特徴で、春頃には入り口に美しい藤の花が咲き、撮影客がやって来ることもある。浴室では、ジェットハイパーバスなど様々なタイプのお風呂を楽しむことができる。事務所に泊まることの多いジャッジメント7も、頻繁に通っている。 -
浅草地下街
浅草にある、日本最古の地下商店街。
天井はダクトと配管がむき出しなっており、歴史を感じさせる。古くからある居酒屋や立ち食いそば屋などが軒を連ねており、独特の昭和レトロな雰囲気が漂う隠れた観光スポット。ジャッジメント7のメンバーの1人も時々やって来るらしい……? -
浅草花やしき
浅草にある遊園地。
1853年に開園した日本最古の遊園地とされており、メリーゴーランドやお化け屋敷といったアトラクションで楽しむことができる。中でもローラーコースターは現存する日本最古のものとして有名。 -
浅草ROX
浅草六区にそびえ立つ巨大な複合商業施設。
食料品店、飲食店、雑貨店、書店、衣料品店だけでなく、フィットネスクラブや健康ランドまであり、地域の人々や観光客で賑わっている。ジャッジメント7のメンバーでは、特にアサノがよく利用しているようだ。 -
浅草六区
浅草にある歓楽街。
かつては映画館や演芸場などが数多く存在し、日本の大衆娯楽の中心地だった。現在も、演芸場や寄席では落語や漫才などのお笑いライブが連日行われている。また、近年は大型商業施設のオープンなどもあり、国内外の観光客で賑わいを見せている。 -
アシスタントアルバイター
ジャッジメント7独自の肩書きであり、早瀬ユウノが担当する職種。
一般的にはアシスタントディレクターの役割となるが、ディレクターの補佐にとどまらない様々な業務も担当している。
企画やシナリオのサポートからデータ管理、スケジュール管理、備品の買い出しなど、ジャッジメント7の活動のあらゆるサポートを担っている。 -
アルバイトディレクター
ジャッジメント7独自の肩書きであり、午前零時が担当する職種。
一般的にはディレクターと呼ばれる職種で、ゲームが完成するまでの間、現場において総指揮を執る。ゲーム制作において最も重要なポジションといっても過言ではなく、花形の職種ともいえる。しかし、午前零時の場合、ジャッジメント7内では貴重な「平凡さ」が買われ、ディレクターとなったものの、あくまでアルバイトであり、あくまで新人なため、このような名称となっている。 -
アンヂェラス
浅草にある、昭和21年創業の老舗の喫茶店。
レトロモダンな落ち着いた店内は、昭和の雰囲気を漂わせており、ジャッジメント7の女性陣にも人気。看板メニューは店名と同じ『アンヂェラス』という名物ロールケーキ。 -
エターナルデイズ
ジャッジメント7の作品第4作のスマホアプリ。
『永遠』と『日常』をテーマに、シナリオの自動生成を用いた新感覚のゲームとなる予定だったが、現在は制作中止となっている。 -
イラストレーター
結城七罪が担当する職種。ゲーム内に表示されるグラフィック全般を作り出す役割。
企画の初期段階において、ゲームの雰囲気に合わせたコンセプトアートを描き、ゲーム制作の方向性を示すこともある。一般的には、キャラクターやイベントCG、背景、UIの制作などで担当が分かれている。ジャッジメント7においては、七罪が全てのグラフィックを制作しており、その独特な世界観が随所に感じられる。
【か】行
-
雷門
浅草寺の山門であり、浅草を象徴するスポット。
正式名称は『風雷神門』と言い、門の左右には『風神』『雷神』が安置されている。『雷門』と書かれた大提灯が特徴であり、記念写真を撮影する観光客でいつも賑わっている。夜にはライトアップされ、昼間とは違う雰囲気を味わうことができる。 -
基地
ジャッジメント7の事務所のこと。零時以外のメンバーは事務所を基地と呼んでいる。
尾張曰く、正式名称は『ジャッジメント7最前線基地』だが、近頃はクーラーが故障しており灼熱地獄と化しているため、最前線基地の風格はまるでない。 -
混沌
結城七罪の背負っている罪。
なんとなく格好いい響きだが、実際の言葉の意味は、様々なものが入り混じってよくわからなくなっている状態を表している。
【さ】行
-
サウンドクリエイター
早瀬アサノが担当する職種。
様々な機材を使いこなし、テーマソングやBGMの作曲、SEの作成を行う。ゲームにおいては、シーンや世界観の雰囲気に合わせた曲が必要なため、あらゆる分野の音楽知識が必要となる。サウンドクリエイターはゲームで必要となるすべての音を作り出す存在であり、ゲーム自体の方向性にも大きな影響を与える役割と言える。しかし、アサノは恐るべき音痴であり、機材をよく壊すため、完成するサウンドもかなり独特なものとなっている。 -
さぶちゃんねる
『さぶちゃん』の略称で呼ばれている、大手掲示板サイト。
ゲーム関連の板にはジャッジメント7のスレッドもあるが、書き込んでいる者はメンバーたち以外いない。自演工作をして盛り上げようとしているが、アンチスレの方が遥かに伸びているのが現状。 -
残念
早瀬アサノが背負っている罪。
「残念」という言葉は、まさにアサノのためにあると言っても過言ではない。 -
三平ストア
浅草の国際通り沿いにあるスーパーマーケット。
野菜や魚などの生鮮食品が新鮮で安く手に入るため、地元に住む人々に昔から愛されている。事務所で自炊をしている七罪も、食材を調達するために時々買い物に来るらしい。 -
チェンジ・ザ・ワールド
W.O.R.L.D.プログラムを起動する時のボイスコマンド。
本来ならPCで操作すれば事足りるのだが、「フルフェイス型のデバイスにおいて、ボイスコマンドによるプログラム起動はお約束中のお約束」という理由から、尾張がボイスコマンドを採用した。
これを街中で叫ぶのは、それなりに勇気のいる行為である。 -
シカバネゲヱト
ジャッジメント7の作品第6作となるスマホアプリ。
仕様から開発、リリースまでをわずか1カ月で進行しただけあってかなりグダグダな内容となっている。一応、シューティングゲームということになっているが、画面をタップしても弾は出ず、代わりにテキストが延々と表示され、シナリオを読まされるという意味不明のゲーム性となっている。
売り上げが全く伸びていないのは、落とし切り800円という強気の金額設定だけではないだろう。 -
ジグザグドールズ
ジャッジメント7の作品第2作となるスマホアプリ。
七罪が主体となって制作した、ゴシックホラーな世界観とビジュアルで繰り広げられる、ただのパズルゲーム。神経を逆なでするような不快なサウンドが、プレイヤーを更なる混沌へと誘う。 -
ジャスティスオージ
毎週日曜日朝7時30分から放映中の大人気ヒーローアニメ。
主人公ジャスティスオージが悪の組織ダイシンカーンと戦うというシンプルなストーリーだが、設定やキャラクター同士の関係性が作り込まれており、子供だけでなく、零時以外のジャッジメント7も欠かさず視聴している。 -
ジャッジメント7
尾張世界が立ち上げたゲーム開発会社。
尾張世界の実家が浅草に所有しているビルを、まるまる事務所としている。今までに6つの作品をリリースしているが、そのほとんどは評判が悪く、ネットには批判の書き込みが絶えない。唯一、3作目の「シンクロダイヴ」だけはそこそこの評価を得られている。 -
ジャッジメントタイム
「そろそろ本気を出す時」というニュアンスで使用される、いわゆる決め台詞。
ジャッジメントポーズという意味不明なポーズを取りながら口にすると、全員の心がひとつになり、不思議と気持ちがたぎってくるらしい。 -
シンクロダイヴ
ジャッジメント7の作品第4作のスマホアプリ。
モノクロームの仮想世界を仲間と共に冒険するRPG。ジャッジメント7の制作したゲームで唯一評価が高い作品であり、さぶちゃんねるでもシンクロダイヴのようなゲームを熱望する声が多いが、ジャッジメント7はその声に応える様子はないようだ……。 -
新世界ゴーグル
尾張世界によって開発された手作りのARゴーグル。
正面のカウル部分にスマートフォンが内蔵されており、外部カメラの映像をリアルタイムでモニターできる仕様。新世界ゴーグルを装着し、W.O.R.L.D.プログラムを起動することで、拡張現実を体験することができる。
ただ、フルフェイス型のヘルメットを改造して作っているため、内部は非常に暑くて蒸れる、ある意味で無駄にハイテクな拷問器具でもある。 -
新世界体験
ジャッジメント7が体験した、浅草の限られたエリアから出られなくなったり、自分達が開発したゲームのキャラクターや設定に遭遇したりする不可思議な現象のこと。命名したのは尾張。
-
隅田川
荒川から分岐し、東京湾に注いでいる川。
浅草の東部を流れており、毎年、夏には大規模な花火大会が行われることでも有名。休日には観光客や家族連れ、カップルなどで賑わっている。 -
セブン評議会
ジャッジメント7による最重要会議。
アルバイトも含めた社員全員が参加することを義務付けられている。最重要会議と言いながらも、実際は会議スペースに集まり、お菓子やピザを食べたり、ジュースを飲んだりしながらダラダラとした話し合いが行われるだけ。 -
浅草寺
628年に建立された、東京都内では最古の寺。
聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ)を本尊とすることから、浅草観音とも呼ばれている。都内の観光名所のひとつで、国内外から年間3000万人もの人が訪れる。
【た】行
-
中二
イルカ2号が背負っている罪。
ちなみにイルカ2号は中二病キャラを演じているのではなく、本人はいたって大真面目である。 -
天然
早瀬ユウノが背負っている罪。
天然モノの女子高生……どこかいやらしい響きを持っている。
【な】行
-
伝法院通り
浅草の伝法院沿いにある、約200メートルほどの通り。
江戸の街並みが再現されており、江戸切子や呉服屋など、職人の技が光る品々が販売されている。多くの観光客が散策にやって来る人気のスポット。 -
仲見世通り
雷門から本堂までの間にある通り。
土産や菓子などを売る商店が90店舗ほど並んでいる。浅草を代表する観光スポットのひとつで、平日でも外国人観光客などで賑わっている。 -
7つの罪
ジャッジメント7、一人ひとりに付けられた罪。
七罪が他のジャッジメント7のメンバーに毒づく時に使用していた悪口が、いつの間にか全員の間に定着していった。
【は】行
-
ひさご通り商店街
六区と言間通りを結ぶアーケード式の商店街。
名前の由来はかつて浅草公園にあったひょうたん池から。呉服店やそば屋など、江戸の粋を感じられてる様々な店舗が軒を連ねている。
この商店街の先にジャッジメント7の事務所がある。 -
ファインマート
ジャッジメント7の事務所の近くにあるコンビニエンスストア。
通称『ファイマ』。アサノがお酒やおつまみを購入したり、タチアナがアイスを購入したりと、ジャッジメント7にとって、なくてはならないお店。 -
プランナー
イルカ2号が担当する職種。
ゲームの企画立案から、世界観や設定の作成、シナリオの作成、ゲームを制作するにあたって必要な仕様のまとめ、場合によってはスクリプト作業も行う。作業内容は多岐にわたり、ゲーム制作を志す人の登龍門となっている。イルカ2号は独特な世界観を持っているため、ジャッジメント7の開発するゲームは全体的にダークでカオスな雰囲気に侵食されている。 -
プログラマー
尾張世界とタチアナが担当する職種。
ゲームを実際に動かすためのプログラムを作成する役割であり、ゲーム制作の根幹部分を担っている。ゲームを制作するにあたって、実現可能な仕様かどうかを判断するなど、単にプログラムを書くだけの範囲にとどまらない活躍が求められる。全体をリードするメインとその補助をするサブで更に分かれている。タチアナは世界的な天才プログラマーであるが、尾張はその上をいく変態プログラマーであるため、ジャッジメント7においてはメインを尾張、サブをタチアナが務めている。 -
平凡
午前零時が背負っている罪。
平凡も罪なのかと突っ込みたくなる気持ちもあるが、ジャッジメント7では平凡も立派な罪である。 -
変態
尾張世界が背負っている罪。
尾張は変態だが、着用しているTシャツは「変熊」。 -
北連理化学研究所
北海道にある研究機関。
国立の理研と名前は似ているが、全く別物の独自の私設研究機関である。その研究対象は、計算科学、脳科学、情報科学、予測科学、人工知能、遺伝子工学と多岐にわたっている。ユーリーが副所長を務めており、娘のタチアナも研究の手伝いをしながら暮らしている。 -
ホテルスティング
ジャッジメント7の事務所のビルの向かいにあるラブホテル。
グレーの石造りの建物に映えるピンクの入り口が目印。深夜も浅草の街を明るく照らしている。
【ま】行
-
凶月 -MAGATSUKI-
ジャッジメント7の作品第1作となるスマホアプリ。
企画・シナリオ・総監督をイルカ2号が務めるノベルゲームであり、1作目から1200円という強気な価格設定。難解な漢字ばかり使われたキャラクター名や、用語、そしてそこに振られるルビの嵐は、プレイヤーがシナリオを読む気力を根こそぎ奪っていく。
現在、序章である『《狂気乱舞編》』がストアで配信中だが、序章以降が配信される予定はない。
【や】行
-
幼稚
タチアナの背負っている罪。
タチアナ自身は「もう中学生の立派なお姉さんなのだ!」と言っているが、立派なお姉さんは自分でそんなことを言わないだろう。 -
ヨシカミ
浅草にある老舗の洋食屋さん。
店内は常に沢山のお客さんで賑わっており、昔懐かしい洋食を食べることができる。昼時には行列ができることもあるほどの人気店で、ファンも多い。「うますぎて申し訳ないス!!」のキャッチコピーが有名。
ジャッジメント7のメンバーにとってはあこがれのお店であり、特別な時に利用しているようである。
【ら】行
-
楽園ぽろろっか
ジャッジメント7の作品第5作となるスマホアプリ。
人間を狩り、獣と配合して「肉兵」を生み出す人間牧場経営シミュレーションという斬新かつ問題作である。企画原案担当のユウノ、キャラクター設定担当のタチアナの要望を完全に無視した七罪のデザインにより、ほのぼのとしたゲームになる予定が、殺戮と狂気に満ちたゲームになってしまった。
長期の運営が困難なことや、課金ユーザーがほぼ皆無だったことにより、誰にも惜しまれずひっそりとサービスを終了した。
【わ】行
-
ワールドエンドヘヴン
ジャッジメント7の記念すべき第7作となる作品。
基幹エンジンとなる『W.O.R.L.D.プログラム』により、スマートフォンを内蔵したARデバイス『新世界ゴーグル』で拡張現実技術を可能にする、新機軸、新時代、新次元のRPGになる予定。現在、鋭意開発中。 -
W.O.R.L.D.プログラム
尾張が制作した拡張現実を可能にするプログラム。
新世界ゴーグルを装着することで、現実の風景にリアルタイムでテクスチャを合成したり、ボイスコマンドによりディスプレイ上にメニューや様々な情報を表示することができる。