本作のシナリオを担当する、阿智太郎さんからコメントを頂きました。
以下、阿智太郎さんのコメントをご覧ください。
森田さんが書いたサンプルテキストを最初に受け取った際に衝撃を受けました。だってだって、ものすごくよくできていたから。そう、ディレクターの森田さんはシナリオライターもこなせる方なのです。
『このサンプルテキストに負けないようなものを作らなければ!』
それが、シナリオを書くにあたっての僕の絶対目標でした。この目標を果たせたかどうかは正直分かりませんが、約半年、がむしゃらに頑張ったことは事実です。
それこそ、終わった後、しばらく呆けてしまうほどに。
今でも記憶に残るのは昨年の10月。(僕の中では魔の10月と呼んでいます)
単純にこの月に執筆した章が、とにかくもう長かった。
(現在の章の区切りとは少し違っているかもしれませんが)
なんとか月末に間に合わせようと必死になって執筆し、ようやく終わりの目途がたったと思いきや月末間近に新たに届いた追加プロットの膨大なこと膨大なこと膨大なこと。(当時の心境に合わせて3回繰り返してみました)
さすがに月末提出を諦めざるをえませんでした。
少しネタバレになってしまいますが、この時の追加プロットは、ニコルというキャラクターが登場しジャッジメント7のメンバーととあるゲームをするというものです。僕が個人的に1番気に入っているキャラクターであるアサノがメインとなる話で、ひーひー言いながら書いたものの、このエピソードは僕のお気に入りです。
とにかく個性的なキャラクターたちがわいわいと大騒ぎをしながら世界の危機?を救っていくお話しです。シリアスな部分はシリアスですが、そうじゃない部分はとことんノリと勢いで突っ走っています。世間から見ればありえない彼らの日常を楽しんで頂ければなあと思います。